皆さん
こんにちは。植田寿乃です。

2016年11月25日(金)に女性と組織の活性化研究会は第100回を迎えました。テーマは「『昭和型男性主導組織を私たちが変える!』二人の女性ダイバーシティ推進室長の熱い想いと施策に学ぶ」でさくら情報システム株式会社ダイバーシティ推進室長の薄井昌子さんと富国生命保険相互会社ダイバーシティ推進室長金子こずえさんのお二人から、まさに100回を記念するような熱い発表がありました。この研究会の第1回は、2007年2月21日(水)で「メンター制度の取り入れ方について」でした。まさに女性活躍推進に取り組む企業もまだ少なく、担当者になった企業の方々が手探り状態の頃です。当時の私は、この研究機を100回やった頃には、女性活躍推進なんてもう当たり前でしょうという日本になっているはず、絶対そうなっていて欲しい強く願っていました。そして、気が付けば10年を経て100回を迎えました。

世の中は確かに大きく変わりました。しかし、残念ながら女性活躍もまだ、もう一息も二息もありそうです。さらに、女性活躍推進からダイバーシティ推進、そして働き方改革へと、昭和時代から、平成時代(これも終わりかけてますが)への成長する企業になるための組織風土の変革が次々に迫られています。この研究会を100回以降どうするか、私自身、この1年間かなり熟考してまいりました。そして出した結論は、このような研究会に求めれる役割がまだたくさんあること、ただし、これから10年先の未来に向かって、研究会を更に進化させる必要性を強く感じました。

ということで、女性と組織の活性化研究会は第100回で完結し、一区切りとします。そして、2017年2月1日より、ダイバーシティ&インクルージョン研究会(Diversity&InclusionWorkshop)http://diwo.jpとして新たにスタートすることに致しました。今までのようなメンバーの事例発表型だけでなく、テーマを決めてのディスカッションや、ゲスト講師なども招き講演など柔軟な形で展開していきたいと思っています。現在、女性と組織の活性化研究会のメンバー登録されている企業の皆様が、この新研究会にご興味を持ち登録を継続いただき、ご参加いただけることを楽しみにお待ちしております。どうぞ宜しくお願い致します。

女性と組織の活性化研究会主宰
植田寿乃